ククゼシ落語@雪の女王

〜出囃子:スノーダイアモンド(主ゼシアンソロのもこれに訂正してください(何))〜

 ようこそ、おいでくださいました。スーパースターではない芋屋蹴太です。
 今回はFairyさんの大学合格記念にアンデルセン童話の白眉の傑作”雪の女王”をククゼシでお届けします。普通に”マッチ売りの少女”や”みにくいアヒルの子”あたりでやればいいと思われるかもしれませんが、Fairyさんと本気でククゼシをやるって約束したのです。第一”みにくいアヒルの子”だとククールやゼシカが鶏肉料理を食べた時点でイメージが崩れますので(謎)。
 配役としては、ククールがカイでゼシカがゲルダ。ちょとややこしいですが、じき慣れます(<ホント?)。そして雪の女王役がミーティアです。今後あなたがミーティアで作品を作るときに”逆刃刀のミーティア”とか”不殺の誓いを守るミーティア”などが頭の中に浮かんだら、私の勝ちです(何)。
 雪の女王の大雑把なストーリーは幼馴染みのカイをさがして、花園の魔法使いや山賊の娘をかわしながらゲルダが旅する話です。
 悪魔が作ったと言われる大きな鏡。この鏡に映し出されるものはどんな美しいものでも見にくく映り、どんな心の綺麗な人でもその人の持つ醜い面が映し出され、魔法に長けたすてきな王女様が犬に変えられてしまう、逆ラーの鏡とも言えるとんでもない代物。
 しかし、あるとき悪魔が「その鏡で神様を映し出したらどうなるか」というトリビアの種のような企画を考えたのが運の尽き。その鏡は、神様に届くまえに粉々に砕け散ってしまったのです。その鏡のかけらが人間の心に入ったらどうなるのでしょうか?
 きっとその人の心は全てが醜くなってしまう…
 そんな事とはつゆ知らず、今日も仲良く遊ぶ二人の男女がいました。ククールとゼシカは幼馴染み。まるで本当の兄弟のようだと周りの人は言います。もっとも、M字で嫌味を連発するゼシカや、突然さわやかにポルクやマルクと遊びだすククールは勘弁願いたいのですが(?)。性格のきついククールと優しいゼシカ。
 そんなククールが、突然目の痛みを訴えました。しばらく目が開かなくなってしまったククール。そんなククールの背中を必死にタッピングするゼシカ(<それは、むせたときにやるんですよ)。ククールの目には、あの悪魔の鏡のかけらが入ってしまったのです。どうなってしまうのでしょうか…
ククール「僕なら大丈夫だよ、心配してくれてありがとう。ゼシカ」
 そうです、精悪な(<精悪なじゃない!)ククールに鏡のかけらが突き刺さり、ひとまわりしてククールは心の優しい善人になってしまったのです。
 こうしてククールとゼシカはこれからも幸せに暮らしていくのでした。めでたしめでたし。




ミーティア「ちょっとぉー! ちょっとちょっとぉー! ちょっとちょっとちょっとぉー!!!」
NAVY「なんでござんしょ、やっと終わったのに…」
ミーティア「私の出番がないじゃない!」
NAVY「誰が出番がありますって言いました?」
ミーティア「普通、雪の女王はカイ(ククール)を連れ去るとか、ゲルダ(ゼシカ)と対面するとか見せ場が有るでしょうが! そう思って高いドレスも買ってきたんだから!」
NAVY「あ、ククールとゼシカの結婚式が始まった!」
ミーティア「話をそらさないでくださーい! 第一クク*姫な人だって、これをご覧の方には、いるかもしれないじゃないですか! 私の出番はどうなるのよ?」
NAVY「雪の女王の出番ですか? 雪だけに春が来たので解けてしまいました」
お後がよろしいようで。
ミーティア「また放置オチ?!」

Fairyから一言

 落語調のククゼシも和風で斬新な感じがしていいですね。楽しかったです♪ でも1番のウケどころはやはりミーティア姫でしょう。放置プレイ…(違) Y.S.NAVY様どうもありがとうございました! 受験合格をお祝して頂けて本当に私は幸せ者です!(なのに、アップするのが1ヵ月も遅れてすみませんでした…げふげふ(-。−;))

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